福島第一原発事故により、最終的に福島第一原発周辺の半径20 km以内の範囲に避難指示が出され、住民は避難を余儀なくされました。その後数年を経て避難指示の解除が進みましたが、被災地の住民を対象とした健康に関する調査から、避難を経験した住民は健康状態が悪化している傾向にあることがわかりました。避難生活によるストレスや運動不足などが影響していると考えられます。災害が発生した際は、中長期的に被災者の健康に影響が及ぶことを考慮し、被災者のフォローアップと今後の防災対策を行う必要があります。当研究グループは、被災地における住民の健康状態の変化について調査を進めるとともに、住民への健康支援などを行っています。
二次的健康影響